例えば誰かに悪口を言われたとする。非難されたとする。
だいたい多くの人は「△△と言われて、すごく傷ついた。」といっては、悩み苦しむ。
でも、それは本当だろうか。悪口を言われると誰でも傷つくのだろうか。
例えば、ここに花子ちゃんと夢子ちゃんがいておしゃべりしている。花子ちゃんが夢子ちゃんに「虹子ちゃんが夢子ちゃんの悪口を言っていたよ。」と教えてくれたとする。(言わなくていいことを、親切心で教えてくれる。でも本当はこんなこと親切でもなんでもない!)
ここで、夢子ちゃんは、『虹子ちゃんてひどい!』といっては、悔しい、大嫌い、と感じて悩み苦しむことが考えられる。
ところが、
夢子ちゃんは、『自分が聞いたわけではないから、信じないモーン』といって、すぐに忘れたとする。こんな人はあまりいないだろうが、この場合夢子ちゃんはあまり傷つかないのではないのだろうか。
最近のわたしはというと・・・・
『そうなんだ―――』といって、悪口をバリアをはって跳ね返している。心の中で、あなたの言った言葉を受け入れないよ。といって、そのまま跳ね返すことにしている。
すると、私は傷つくことはない。
さあ、これでわかっていただけたかと思うが、
同じ状況でも、片や傷つき、片や傷つかないということである。
ということは
感情は、他人に影響されて生まれるのではなく、自分で作っているといえるのである。
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