こんな時こそ、『いいことスタンプ帳』

執着

以前書いたことがあるのだが、私が考えた『いいことスタンプ帳』について話したい。

最近、私は「釈然としない思い」「けっこうしぶとい承認欲求」について、思いを書いてきた。そして、『私って、いつもこんな人だったっけ?』と自問自答してみた。

そうしたら、

思い出した。わたしは、【いいことスタンプ帳】を持っていたんだ!

わたしがよく『いいことスタンプ帳』を使うのは、車を運転しているとき、無理な横入りをされたとき、腹を立てるにではなく「私はいいことをしたなぁ」と思い、心の中の「いいことスタンプ帳」に一つスタンプを押すことにしている。生活の中で、何か無礼なことをされても、怒るのではなく誠実な態度をとったりしたとき、「いいことスタンプ帳」にスタンプを押す。このスタンプが溜まると、死んでから天国へ行ける、と勝手に決めている。証明はできないが、信じている。道路交通の整理をしてくださる方に「ありがとうございます」と言っては、またスタンプを押す。こんなことを日常的にしていたら、腹の立つことがなくなってきた。私が作った勝手なルールなのに、私を一回り大きな器の人間にしてくれているような気がする。

釈然としない思いを抱く前に、「いいことスタンプ帳」二つくらいスタンプを押すことにしていたら、このような思いをしなくて済むのではないかと気づいた。

承認欲求については、その都度その都度自分で自分を認めてあげることが必要だと思われる。完全になくならなくてもいい。承認欲求を持っていてもそんなに生きづらさを感じないのであれば、この感情に付き合ってもいいのかもしれない。

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