豊かさとは、多くの富を所有することにあるのではなく、少ない欲求の身を持つことにある。
ネットの中で見つけた言葉
豊かな人生
豊かな人生とは、お金をたくさん貯めた生活でも、お金をたくさん使った生活を得た人生ではない。何が豊かなのか…それは、経験である。幼い頃、親は消えてすぐになくなってしまうものにお金をかけることを良しとしなかった。洋服にはお金をかけてもいいが、贅沢な食べ物にお金をかけるのは良くない。鞄にお金をかけるのはいいが、旅行にお金をかけるのは良くない。本にお金をかけるのはいいが、映画館で映画を見ることにお金をかけるのは損をすることだ、と考える人だった。
大人になって、自分でお金を自由に使えるようになったら、物にお金をかけるのもいいけれど、経験にお金をかけることも素晴らしいものだと、感じるようになった。全く目に見えず、物として残らないけれど、経験にお金をかけると、一番感動と言う形で、自分に返ってくる。その証拠に一人でニューヨークに行ったことは私に勇気をもたらしてくれた。一人で、コロンビアやスペインに行った経験は、いつまでたっても忘れないし、自信となり大きな価値を与えてくれている。身近なものでも、子どもと一緒に、お料理したり、プールで泳いだり…一緒に何かをやった経験は、いつまでたってもいい思い出だ。
今、私は幸せだ。いろいろ考えを巡らせて、毎日感謝して生きている。すると、「幸せなんだ」と、ふと感じるときがある。これを、豊かさと呼ぶのだとすれば、確かに要求は少ないのかもしれない。
あれが足りない、これも足りない、あれが欲しい、これが欲しい、と考えることがあまりない今の自分に気づく。日本語指導員の仕事は、お給料は少ないけれど、楽しい時間を過せるから、不満はない。外国人の子どもに接することができて、興味深い学びをえている。株投資については、時を待って売り買いしているので、焦ることはない。ライフコーチの仕事は、クライアントさんの笑顔を見るのが何より幸せだ。
日々考えるのは、この場合どんなアプローチがあるかなぁ・・・といったこと。欲求とは呼べないものである。
豊かな人生…それは、形のないものかもしれないが、しっかり心に残るものである。
