生活の中でいろいろな場面で私たちは我慢をしてきている。人と喧嘩をしないために。ことがスムーズに運ぶために。他の人を優先して、大人な自分であるために。平和であるために。・・・・まだまだたくさんある。
昔、子どものころ何か我慢できると、「我慢できて偉いね！」と言われた。自分が子育てをしているときに「我慢できて、すごいね！」と声をかけてきた。だから、我慢をすることは良いことだと思っていたかもしれない。
でも、それは本当だろうか。
我慢するという事は、自分の意見を言わないこと。我慢するという事は、自分にうそをつくこと。我慢するという事は、自分の本心に蓋をすること。
本心を言うと、面倒なことになるとわかっているから。本心を言うと、思いもよらぬ方向へ事が展開していき、それが怖いから。本心を言うには覚悟が必要だ。その覚悟が自分にはまだないから。
我慢をする・・・それは、カッコつけているだけ。我慢をする・・・それは本心を言うのが怖いだけ。我慢をする・・・それは、自分が弱いからなのかもしれない。
我慢をすることは、悪いこと？
それは、良いことではない。本心を表さないから。自分に一致していないから。自分軸で生きている人なら、我慢をして、自分を押し殺すようなことはしないだろう。本当の自分に一致して生きていこうと決めたなら、自分軸で生きていくと決めたなら、これから自分にうそをついて我慢するのはやめよう。過去の我慢も手放そう！
私は、自分に正直に、自分軸で生きてゆきたい。
