迷子の子どもがいて、「かわいそうに」という感情が沸き起こったとする。これは、迷子の子どもが引き起こしているのではなく、自分の中にある「かわいそう」と思う気持ちが表に出てきただけ、というスピリチュアリストがいる。だから、この人の中に「人をかわいそうと思う気持ち」「哀れみの感情」といったものがなければ、その人は迷子で泣いている子どもを見ても、『かわいそう』とは思わないということだ。
感情が先、思考が先、現実が後
このルールがあると仮定して考えてみよう・・・。
ある人が『怒り』という感情を持っていた。自分の中に持っていた、と考えてほしい。すると、【怒りを持つような現象】が起こる。『怒り』を引き寄せたことになる。
しかも、自分で。
この考え方、ルールに従って考えていくと、強い怒りが収まってくることがある。
私達は、生きていきやすい方が幸せだ。考え方を変えるというと、机上の空論のように思われるかもしれないが、私は、信じている。「怒り」という感情が自分の中から薄くなっていくと、怒りをいだく出来事も怒らなくなってくる。不思議なことだけど・・・。