あなたの身の回りの人に
『あなたには、無理!』『どうせ、無理!』と言ったことはないでしょうか?
この言葉は、使ってはいけない言葉だと思う。
これは、人の可能性をつぶしてしまう言葉だからです。
例えば、中学生が『パイロットになりたい。』『医者になりたい。』などと言ったら、
周りの大人は『無理だよ。もっと現実を見なさい。』と言ったりしていないだろうか。
そんな時は、心の中で反論しよう!
【あなたには・・・ムリなんでしょ?やったことがないから。】
【わたしを、あなたと一緒にしないで!】
やってもいないうちから、他人の能力を決めてしまうなんて、この上なく失礼な話だ。
たとえ、自分の子どもであっても、『あなたには、無理』なんて言葉をかけてはいけない。
いや、我が子だからこそ、この言葉をかけて、成長の芽を摘み取ってはいけない。
そして、自分にまで『無理』というレッテルを貼るのは、やめよう!!!
私たちは、いくつからでも夢に向かって進んだっていい。
学校を卒業してからでも、子育てが一段落してからでも、夢を追いかけていい。
成功を約束されたもの以外でも、挑戦したっていい。
その夢が実現しなかったとしても、学びは必ずある。
はじめから、挑戦しないとか、
やってもみないうちから、諦めるとか、・・・・・・・・
こんなことをしていると、
死を目の前にしたとき、≪やっておけば良かった!≫などと言ってしまうことになる。
この意味がわかったら、自分のことだけではなく、
ましては、他の人に対して
『あなたには、無理だよ。』なんて言葉は必要ないことがお分かりいただけたかと思う。
新しいことをやってみて、うまくいかなかったとき、
失敗した自分を
逃げた自分を
諦めた自分を
責めないでください。
心の中は ・・・苦しい・つらい・申し訳ない・くやしい・悲しい・恥ずかしい・・・
そうなるのはわかります。
いつまでも、マイナス感情が心の中をぐるぐる回っている状態になります。
どうしたらいいのか、自分ではわからないと悲鳴をあげているのも分かります。
でも、
そんな時は
《 ただいま、成長中 》
と自分に言ってあげましょう。
どんな偉業を成し遂げた人にも、
少なからず、失敗はあったはずです。
失敗があるから、今があるのです。
誰かが「○○になりたいんだ~」と夢を語ってくれたら、
[あなたには、無理。]と言う代わりに
《それイイネェ、だったらこうしてみたら。》と言おう!
(植松努氏、講演会「思うは招く」より一部参照)
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