最近の言葉に『メタ認知』というものがある。『メタ認知』とは、どういう意味だろうか?Googleで調べると、メタ認知とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことを指します、 とある。
ライフコーチをしているとき、クライアントに対し、様々な見方を促すことが数多くある。
人は、何か出来事に対し、一つの見方しかしない傾向にある。子どものころよく言われた「相手の気持ちになってみて・・・」というのはついつい忘れてしまう。
でも、一つの事象に対し、様々な見方ができないと、解決は難しくなる。
感情は、自分の観念というフィルターを通して生まれてくるものである。このフィルターを別のものに変えると、抱く感情も変わってくる。
自分の視点で・・・
反対の視点で・・・
横からの視点で・・・
上からの視点で・・・(私は、これを神の視点と説明する。)
なにか、悩みごとがあって、いつまでも不快な感情から離れられないときに、『メタ認知』を思い出してみることをお勧めします。