けっこうしぶとい承認欲求。

執着

 とかく人は他人と比べたがる。同じグループの仲間の中で、Aさんより自分の方が優れているといっては、安心する。自分よりBさんの方が優れている、目立っていると言っては嫉妬する。気づけばなんて小さい世界で勝負しているのだろうか・・・、と心あらためるといったことをする。

 なぜ、○○さんより優れていることで安心するのだろうか?そもそも○○さんより優れているかどうかなんて、比較している証拠である。この比較する心理はどこから生まれてくるのだろう‥‥?

 人と比べてしまう5つの原因は、「自信がないため周囲からの評価を気にする」「誰かに認められたい」「勝ち負けを考えている」「優柔不断な性格」「閉鎖的な環境」の5つが考えられます、と比較心理学では言っている。確かにその通りである。

 環境によるところは大いにあるだろう。日本においては、学校教育の中で、常に比較し比較されていると言えるのかもしれない。第一の「評価を気にする」というのは第2の「誰かに認められたい」という承認欲求とも関係するものであろう。

 全く承認欲求がなくなることは難しいだろうが、自分を苦しめるほどの承認欲求なら、いらない。日々に生活で、ついつい人を羨ましく思ってしまうことはあるだろう。そのたびに、嫉妬の心、承認欲求を手放し、自信を持つことに繋げていくのがいい。

 具体的には、これから触れていきたいと思う。

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