最近、コーチングを学ぶ仲間に、自分のいじめられた経験を話す機会があった。そこで、新しいことに気づいた。わたしがいじめられたのは、いじめを受けている人の気持ちを分かってあげられ、寄り添ってあげられる人間になるため、だと思っていた。確かにいじめられたことで、心の成長を自分でも感じられている。でも、それだけではなかった。
それは、自分で問題解決能力が身に着いたという事だ。わたしは、いじめられたと同時に、友だちもいなかった。だから、辛いことがあっても相談する友達がいないのだ。当時の私は心配かけたくなかったので、悩みを家族に話すことはしなかった。悩みを一人で抱え、常に自問自答し、自分なりの解決策を見つけてきた。常に、自分の気持ちに向き合い、本当は何を感じ、どうしたいと思っているのかを自分で自分の心に聞いてきた。
コーチング仲間と話しているうちに、このことを気づかせてもらった。自分の本当の心、魂の声を聞く訓練をするために、いじめがあったんだ!何年も経って、気づかせてもらった。ありがたい気持ちでいっぱいになった。